活動履歴

2017年

里海シンポジウム

2017年7月16日(日)岡山国際交流センター(岡山市北区)で「『世界の宝石~瀬戸内海』を磨くシンポジウム」を開催し、220名の皆様にご参加いただきました。
基調講演では、九州大学応用力学研究所教授の磯辺篤彦氏から「海洋プラスチック汚染~漂流するマイクロプラスチック~」と題してお話をいただいたほか、山本公一環境大臣から「これからの環境行政について」と題して講演をいただきました。
続いて、山陽女子中学校・高等学校の学生と国土交通省中国地方整備局岡山河川事務所の担当者から海ごみ等にかかる取り組みの報告をいただき、その後、山陽新聞社編集委員室長の岡山一郎氏のコーディネートで、パネルディスカッションを行いました。パネラーには以下の方に参加いただきました。
・伊東香織氏(倉敷市長)・友實武則氏(赤磐市長)・亀崎直樹氏(岡山理科大学生物地球学部教授)・磯辺篤彦氏(九州大学応用力学研究所教授)・藤原瑠美子(グリーンパートナーおかやま理事長)

底曳網体験学習「海底探検隊2017」

2017年8月20日(日)備前市日生町の日生町漁協に子どもも含む23人が集合し、底曳網船2隻に乗船し、底曳網漁を見学しました。日生町漁協では長く海ごみ問題に取り組んでいるため、網にかかるごみは僅かです。
下船後「とれとれ魚の料理教室」を行い昼食にしたのち、中国四国地方環境事務所の担当者の話を聞いたりして理解を深めました。

続いて8月27日(日)小豆島沖で四海漁業協同組合の協力により、底曳網船による回収作業を69人が船上から見学しました。
帰港後回収されたごみを参加者全員で分別・計量しましたが、空き缶やビニールなど、私たちの生活環境から出たごみが明らかに多いことを確認しました。
その後ワークショップにより「どうすれば海ごみがなくなるか」などを幅広い年代の参加者と共に考えました。

川ごみ探偵プロジェクト

2017年11月3日(祝)旭川河口付近(岡山市中区平井)の河川敷に28名が集まり、河川敷に放置されているごみの清掃を行いました。ごみは缶やビニールなど明らかに私たちの生活環境から出ているものばかりで、参加者は日頃からの「捨てない意識」づくりが重要と再認識しました。
清掃活動の前には広く一般の方に調査票を配布し、河川のごみについて調査してもらいました。