川ごみ探偵団とクリーンアップ大作戦

海の底に溜まっているごみはどこから来たかわかりますか?
研究によると総流入量の約7割が陸から流れ込んだものとされています。
皆さんの生活の中で、道端に捨てられた、もしくはうっかり風で飛んでいったレジ袋が、用水や川を通じて海へと流れ、時間の経過とともに海の底に沈んでいったと考えられるのです。
海のゴミをこれ以上増やさないためには、陸から流れ込むものをなくさなければなりません。
そこで私たちは、どれぐらいのゴミが川辺にあるのかを「川ごみ探偵団」と銘打って調査することとしました。

川ごみ探偵団

クリーンアップ大作戦

2019年11月10日(日)参加者は百間川河口にある防潮堤広場に22名が集合しました。
グリーンパートナーおかやまの藤原理事長、百間川を管理する国土交通省岡山河川事務所百間川出張所所長のあいさつに続き、岡山淡水魚研究会の柏雄介さんから生物多様性の話を伺いました。
そこから百間川左岸の河川敷に移動し、参加者全員で落ちているごみを拾いました。
一見きれいな河川敷ですが、いくつもゴミが落ちていて、狭い範囲にもかかわらず、大量のごみを回収しました。

【約1時間で回収したごみ】
燃えるごみ52.7kg、缶12.2kg、ペットボトル10.9kg、ビン6kg
公園に戻った参加者全員で、今回のクリーンアップ大作戦の振り返りを環境コーディネーターの中平徹也さんのリードで行い、散会しました。

※この事業は、『百間川』水とみどり基金の助成を受けて実施しました。