2007年から岡山大学の嶋一徹教授(当時は准教授)と一緒に、コバノミツバツツジを天目山に植栽する共同プロジェクトを手掛けてきました。
私たちは、自生しているコバノミツバツツジの種を採取し、育苗した苗木の補植作業などを行い、斜面に植栽しました。毎年下草刈りなどを継続して行ってきました。
コバノミツバツツジ(小葉の三葉躑躅)は静岡以西の本州、四国及び九州の山地に分布するミツバツツジの一種です。花は直径3センチ程度で色は紫色あるいは薄紫色。葉はミツバツツジと同様の菱形で、三枚一組になって枝先につく。ミツバツツジには種類が多いが、いずれのものよりも葉が小型であるため「コバノ(小葉の)~」と名付けられました。